今年もクリスマスの季節がやってきました。家族や友人と囲む楽しい時間は考えるだけでわくわくしますよね。何を作ろう?と計画を始めると…フライドチキンやポテトサラダ、ケーキなど、ついつい油っぽいメニューが多くなりがち。実は油っぽい食習慣は腸内環境を乱す恐れもあるのです。(*1)

ヘルシーかつ腸活も叶う!これなら子どもにあげたくなる、そんなローストチキンはいかがですか?大人も子どももみんなが病みつきになること間違いなしです。

やみつき醤油麹ローストチキン

材料(大人2人、子ども2人前)

材料(大人2人、子ども2人前)
材料
手羽元肉10本
醤油麹大さじ3
みりん大さじ3
てんさい糖大さじ1
小さじ1
オリーブ油大さじ1
こしょう少々
にんにくひとかけら(すりおろす)

作り方

①ポリ袋またはチャック付き保存袋に肉以外の材料を全て入れてよく混ぜ合わせる。

①ポリ袋またはチャック付き保存袋に肉以外の材料を全て入れてよく混ぜ合わせる。

②手羽元肉を①に入れて全体に馴染むように揉みこむ。(手羽元肉の水気をキッチンペーパーで1本ずつ拭いてから袋に入れると臭みを抑えられる。)

②手羽元肉を①に入れて全体に馴染むように揉みこむ。(手羽元肉の水気をキッチンペーパーで1本ずつ拭いてから袋に入れると臭みを抑えられる。)

③袋の中の空気を抜いて、冷蔵庫で1時間~一晩ほど寝かせる。

③袋の中の空気を抜いて、冷蔵庫で1時間~一晩ほど寝かせる。

④オーブンを200度に予熱する。クッキングシートを敷いた天板に漬け込んだ手羽元肉を並べ、20分焼けば完成。

④オーブンを200度に予熱する。クッキングシートを敷いた天板に漬け込んだ手羽元肉を並べ、20分焼けば完成。

レシピの腸活ポイント

余分な脂質はカット!なのに柔らかジューシー

余分な脂質はカット!なのに柔らかジューシー

クリスマスのチキンは断然“ローストチキン”がおすすめ!揚げずに焼き上げるので余分な脂を落としつつも柔らかくジューシーに仕上がります。

腸内で悪い作用をもたらす菌は脂質の多い食生活で増えるといわれています。(*1)クリスマスや年末のイベント等でパーティーメニューが続くと脂質の多い食事に偏りがちではありませんか?ローストチキンなら漬け込んで焼くだけ。調理も簡単で腸に優しく美味しさ大満足なレシピです。

腸に嬉しい調味料をふんだんに使って

発酵調味料である醤油麹やみりんには、麹菌の酵素によって作り出されたオリゴ糖が含まれています。(*2、3)オリゴ糖は腸内細菌のエサとなってくれるので腸には嬉しい調味料。(*4)今回、上白糖の代わりに使用するてんさい糖にもオリゴ糖が含まれているんですよ。(*5)

麹に含まれる酵素やみりんに含まれるアルコールは肉を柔らかくする作用もあるので、歯切れよく子どもも食べやすくなります。[3]

腸に優しい調味料で作る肉料理、親子でガブリと口いっぱいにほおばってくださいね!

クリスマスでも楽しく美味しく腸活!

クリスマスでも楽しく美味しく腸活!

クリスマスは家族や友人と楽しい時間を過ごしたい♪でも、料理は時間がかかるから億劫…。

テイクアウトも便利ですが、今年は“漬けて焼くだけ”の簡単腸活ローストチキンでみんなをあっと驚かせてみてはいかがですか?オーブンに入れたらあとはだんらんの時間が待っていますよ。

引用

*1:厚生労働省,e-ヘルスネット, 腸内細菌と健康

*2:松島健一朗(2014)しょうゆづくりと麹菌の利用、日本醸造協会誌、109巻9号、643-650

*3:津田淑江(2009)みりん、日本調理科学会誌、42巻1号、44-48

*4: 厚生労働省、e-ヘルスネット、オリゴ糖

*5:文部科学省、日本食品標準成分表2020年版(八訂)