甘酸っぱくて香りの良いいちご。子どもにも人気な果物の一つではないでしょうか?

そのままいちごを食べるのはもちろん美味しいですが、ちょっと気分を変えて、見た目も可愛らしく子どもが喜ぶいちごスイーツをおうちで作ってみましょう。

さらに、甘酒を使えばまるでいちごに練乳をかけたような、ミルキーな味わいで体にやさしい腸活スイーツが出来上がります。食物繊維やオリゴ糖なども摂れて、ヘルシーかつ腸活もできちゃう甘酒豆乳いちご寒天のレシピをご紹介します。

甘酒豆乳いちご寒天

材料(作りやすい分量)

材料(作りやすい分量)
材料
いちご1パック(12~14粒)
無調整豆乳300ml
甘酒(濃縮タイプ)300g
粉寒天4g

☆今回は奥行き19㎝×幅23㎝の容器を使用しています。寒天流し器やタッパーなどでも作ることができます。

作り方

①いちごのヘタを取り、1/3~半分の量を縦にスライスする。(寒天の表面に乗せるいちごになります。容器の大きさに合わせて量を調節してくださいね。)残りは小さく角切りにする。

①いちごのヘタを取り、1/3~半分の量を縦にスライスする。

②鍋に豆乳、甘酒、粉寒天をあわせ、よく混ぜてから中火にかける。沸騰する直前で火を弱め、2分加熱する。その間、終始ヘラでよく混ぜながら加熱する。

②鍋に豆乳、甘酒、粉寒天をあわせ、よく混ぜてから中火にかける。

③火を止めて、角切りにしたいちごを合わせて軽く混ぜ合わせたら容器に流し移す。

③火を止めて、角切りにしたいちごを合わせて軽く混ぜ合わせたら容器に流し移す。
③火を止めて、角切りにしたいちごを合わせて軽く混ぜ合わせたら容器に流し移す。

④表面にスライスしたいちごを並べる。粗熱が冷めたら冷蔵庫で冷やす。(寒天は常温でも固まります。)

④表面にスライスしたいちごを並べる。粗熱が冷めたら冷蔵庫で冷やす。

レシピの腸活ポイント

レシピの腸活ポイント

食物繊維×オリゴ糖で腸も元気に

寒天には食物繊維、豆乳や甘酒にはオリゴ糖が含まれています。(*1-3)

この食物繊維やオリゴ糖は、腸内細菌のエサとなるいわゆる「プレバイオティクス」であり、お腹の調子を整えるサポートをする栄養素です。腸活をする上で意識したい二つの栄養素が含まれ、体の内側から元気になること間違いなしです!

また、中には豆乳のもつ独特の風味やクセが苦手な方もいらっしゃいますが、甘酒を加えることで気にならなくなるばかりか、とってもミルキーな味わいになるんですよ。

冬場の水分補給にも

冬は夏と違い、発汗を感じないためか水分補給が減ることはありませんか?健康的なお通じのためには水分摂取も大切なポイントです。(*4)

寒天ゼリーは水や豆乳、牛乳のような液体を固める性質を利用したものなので、実は食べるだけで水分補給ができるんです。冬場はなかなか水分をとってくれない…そんなお子さんにも食べる水分補給はおすすめです。

子ども喜ぶおやつで冬を乗り切ろう

子ども喜ぶおやつで冬を乗り切ろう

甘酒や豆乳って腸に良いイメージがあるので取り入れてみたいけど、子どもが苦手なのでなかなか料理に使いづらいという方も、今回のレシピではお気に入りメニューになること間違いなしです!また、冬場は動く量や汗をかくタイミングが減ることからお水を飲む量が減るという方にもおすすめ。

甘酒といちごの優しい甘みが食卓を笑顔にしてくれます。また、覚えやすいレシピなのでぜひアレンジも楽しんでみてくださいね!

引用

*1:文部科学省, 日本食品標準成分表2020年版(八訂) 

* 2:厚生労働省, e-ヘルスネット, オリゴ糖

*3:倉橋敦(2019)麴甘酒の成分・機能性・安全性, 生物工学会誌, 97(4), 190-194

*4:厚生労働省, e-ヘルスネット, 便秘と食習慣