ドイツのお菓子「シュトーレン」はクリスマスを待つアドベントの期間に少しずつ切って楽しむ伝統菓子です。ドライフルーツやナッツなどが入った贅沢な味わいのシュトーレン、実は手作りできますよ!
今回はお手軽に作れる豆腐を使ったシュトーレンのレシピをご紹介します。オートミールを入れて食物繊維も摂れる腸活シュトーレンにトライしてみませんか?
オートミールと豆腐でヘルシー!腸活シュトーレン
材料(作りやすい分量)
材料 | 量 |
---|---|
米粉 | 80g |
絹ごし豆腐 | 100g |
オートミール | 40g |
ドライフルーツ(レーズン・クランベリー) | 40g |
アーモンドプードル | 20g |
米油 | 大さじ2 |
はちみつ | 大さじ2 |
ベーキングパウダー | 小さじ1/2 |
てんさい糖(粉糖で代用可) | 適量 |
下準備
・オーブンを180度に予熱する。
作り方
①ボウルに米粉、アーモンドプードル、ベーキングパウダーを入れて混ぜる。
②別のボウルに豆腐、オートミール、米油、はちみつを入れて豆腐がペースト状になるまで混ぜ、3分ほどおく。3分たったらオートミールの塊を潰すように泡立て器で混ぜる。
(時間をおくことでオートミールがふやけてペースト状に潰れやすくなります)
③ ②に①、ドライフルーツを入れて混ぜてひとまとめにする。
④クッキングシートに生地を取り出し、ラップをのせて楕円形に整える。
⑤クッキングシートを持ち上げるようにして2つ折りにしてシュトーレンの形に整える。
下が長くなるように2つ折りにするとよりシュトーレンらしい形になる。
180度のオーブンで25分焼く。
⑥粗熱が取れたらてんさい糖をまんべんなく振る。
レシピの腸活ポイント
オートミールを入れて食べ応えアップ!
ダイエットのイメージが強いオートミールですが、腸内環境を整える働きがある食物繊維が100gあたり9.4gも含まれています。(*1) また、食物繊維は腸に良いだけでなく、血糖値の上昇の抑制、血液中のコレステロール濃度の低下など、体に嬉しい働きもあります。(*2)
年末年始のイベントが続く時期は、ご馳走続きで体重が気になるときに積極的にとりたい栄養素のひとつです。
そして、オートミールの魅力は食物繊維の豊富さだけではありません。鉄やカルシウムのような、日本人が不足しやすい栄養素を効率よくとれる食材でもあります。味にくせもなく、お菓子の材料としても使える万能食材です。
食物繊維が豊富なドライフルーツ
フルーツを干してギュッと甘みが凝縮されたドライフルーツにも食物繊維やカリウム、マグネシウムが豊富に含まれます。(*3) カリウムは体内の水分を調整する働きがあるので、塩分の取り過ぎを調整するのに役立ちます。(*4)
さらに、ドライフルーツには栄養素がたっぷり含まれているだけでなく、甘みがあるので砂糖の代わりに使っても◎お菓子にたっぷり使うと砂糖の量を減らしても大満足なスイーツになりますよ。
パパッとスイーツも手作りして腸に優しく!
本場の伝統的なシュトーレンはイーストで発酵させて作るので手間と時間がかかりますが、今回のレシピはベーキングパウダーを使うので短時間で手軽に作ることができます。
シュトーレンは作ったことがないという方も今年はぜひ、手作りに挑戦してみてくださいね。
引用
*1:文部科学省, 日本食品標準成分表2020年版(八訂), 穀類/えんばく/オートミール
*2:厚生労働省, e-ヘルスネット, 食物繊維の必要性と健康