春といえばさくら。今年はさくらスイーツを手作りしてみませんか? 

あまり馴染みのない食材かもしれませんが、さくらの塩漬けは製菓店やネットショップで手軽に購入できます。

今回ご紹介するのはおからを使った腸にやさしいさくらのスコーンです。

さくらの塩漬けとホワイトチョコの可愛らしいスコーンでティータイムを楽しみましょう。

さくら風味のおからスコーン

材料(6個分)

材料(6個分)
材料
さくらの塩漬け20g
米粉80g
おからパウダー(微粒粉)30g
てんさい糖(砂糖)30g
ベーキングパウダー小さじ1
無塩バター30g
1個
牛乳80ml
ホワイトチョコレート40g

下準備

・さくらの塩漬けの塩抜きをする。ボウルに水300ml(分量外)とさくらの塩漬けを入れて10分ほど水にさらす。

・卵を溶きほぐす。

さくらの塩漬けを入れて10分ほど水にさらす

作り方

①塩抜きしたさくらの塩漬けをトッピング用に6個残し、残りをみじん切りにする。バターを1cm角に切る。ホワイトチョコレートはざく切りにする。

①塩抜きしたさくらの塩漬けをトッピング用に6個残し、残りをみじん切りにする。

②ボウルに米粉、おからパウダー、てんさい糖、ベーキングパウダーを入れて泡立て器で混ぜる。

②ボウルに米粉、おからパウダー、てんさい糖、ベーキングパウダーを入れて泡立て器で混ぜる。

③バターを入れて、手でバターの塊をすり潰すように粉と合わせる。

③バターを入れて、手でバターの塊をすり潰すように粉と合わせる。

④溶いた卵と牛乳を入れて混ぜる。

④溶いた卵と牛乳を入れて混ぜる。

⑤刻んださくらの塩漬けとホワイトチョコレート30gを加えて混ぜ合わせ、生地をひとまとめにしてラップに包み、冷蔵庫で20分ほど冷やす。

(ホワイトチョコレート10gは溶かしてトッピングに使うために残しておく)

⑤刻んださくらの塩漬けとホワイトチョコレート30gを加えて混ぜ合わせ、生地をひとまとめにしてラップに包み、冷蔵庫で20分ほど冷やす。

⑥生地を冷蔵庫から取り出し、オーブンの180度に予熱を開始する。厚さ2cmほどの丸型に生地をと整えて6等分に切る。180度のオーブンで15~20分焼く。

厚さ2cmほどの丸型に生地をと整えて6等分に切る。

⑦冷めたらトッピング用のホワイトチョコレート10gを湯煎して溶かしてスコーンの表面に塗り、チョコレートが固まらないうちにさくらの塩漬けを1つずつのせる。

⑦冷めたらトッピング用のホワイトチョコレート10gを湯煎して溶かしてスコーンの表面に塗り、チョコレートが固まらないうちにさくらの塩漬けを1つずつのせる。

レシピの腸活ポイント

レシピの腸活ポイント

食物繊維が豊富なおからを使ってサクサクスコーン

おからは大豆の搾りかすで、食物繊維、たんぱく質、大豆イソフラボン、大豆オリゴ糖など体に嬉しい栄養素が含まれています。(*1,2)

食物繊維は日本人に不足しがちな栄養素で、生活習慣病の発症予防を目的とした目標量は18~64歳で男性21g以上、女性18g以上ですが、日本人の平均摂取量は一日あたり14g前後と推定されています。まずは1日あたり3〜4gを目標に毎日の食事で意識したい栄養素です。 (*3)  

食物繊維が豊富なおからは料理だけでなく、お菓子作りの材料としても使えるのでぜひ活用してみてくださいね。今回のレシピには生おからではなく、水分を飛ばしたおからパウダーを使います。おからパウダーを使うことでサクサクなスコーンになります。

砂糖の代わりにてんさい糖がおすすめ

美腸スイーツには砂糖の代わりにオリゴ糖が含まれるてんさい糖がおすすめです。オリゴ糖は整腸作用や腸内細菌を増やす作用があります。(*4) 

てんさい糖はクセがない味わいでお菓子作りだけでなく、料理にも使えるので普段から砂糖の代わりに使ってみてはいかがでしょうか。食物繊維とオリゴ糖の組み合わせは腸活力を高めてくれます。

春だからこその楽しみ。さくらスイーツ

春だからこその楽しみ。さくらスイーツ

さくらの塩気とホワイトチョコレートの甘さがよく合うさくらスコーン。型や特別な道具がいらないので、お菓子作り初心者の方でもトライしやすいレシピです。美味しく食べて美腸になれるさくらスコーン、ぜひ作ってみてくださいね。

引用

*1:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」豆類/だいず/[その他]/おから/生

*2:厚生労働省, 大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A

*3:厚生労働省「e-ヘルスネット」食物繊維の必要性と健康

*4:厚生労働省「e-ヘルスネット」オリゴ糖