トマトの爽やかな酸味と甘味、野菜の食感が楽しめるミネストローネは、季節を問わず人気の料理のひとつ。一品で野菜をたくさん食べられるのと、咀嚼回数が増えること、作り置きもできるのでおすすめの腸活メニューです。また、おうちで余った野菜を細かくカットして入れればフードロスの削減にも繋がります。
トーストと一緒でもOK、ご飯とチーズを入れればリゾット風にもなり、アレンジも幅広いミネストローネのレシピをご紹介します。
お味噌で野菜たっぷりミネストローネ
材料(2人前)
食材 | 量 |
にんじん | 1/4本 |
玉ねぎ | 1/2個 |
じゃがいも | 1/2個 |
いんげん | 2本 |
オリーブオイル | 適量 |
A:ビーンズミックス(水煮) | 25g |
A:鯖缶 | 1/2缶(75~100g) |
A:トマト缶(カット) | 1/4缶(100g) |
A:水 | 125ml |
合わせ味噌 | 大さじ1.5 |
塩コショウ | 適量 |
作り方
①にんじん、玉ねぎ、じゃがいもは皮をむいて1㎝角に切る。いんげんは筋を取って2㎝幅に切る。
②鍋にオリーブオイルをしいて熱し、1の食材を加えて玉ねぎが透き通るまで炒める。
③Aを加えて一度煮立たせたら、火を弱めて10分煮込む。※鯖缶は汁ごと入れてほぐしながら加える
④火を止めて味噌をとき、塩コショウを加えて味を整えて完成。
レシピの腸活ポイント
味噌をプラスで腸にGOOD+コクもアップ!
お味噌といえば和食のイメージが強いですが、実は和食だけでなく洋食や中華などのいろんなジャンルの料理と相性がいい調味料。大豆や食塩、お米を麹菌によって発酵させたものであり、料理に旨味をプラスしてくれます。
スーパー等でお味噌を買うときは、ふた部分に呼吸口となる穴が空いているもの、酒精(菌の発酵を止めてしまうアルコール成分)が含まれていない、シンプルな素材のものを選ぶようにしましょう。できれば、出汁や調味料(アミノ酸)などの余計なものが含まれていない、大豆、米、麦、食塩などシンプルな素材でできたものを選び、お味噌の純粋な旨味を楽しみましょう。
今回のレシピではトマトの酸味にお味噌のコク、そして鯖の旨味の三つが合わさっていつもとは違うミネストローネに仕上がりました。
まとめ | お味噌と野菜で腸を整えよう
今回は、缶詰(トマト、鯖)とお野菜、お味噌で作る野菜たっぷりミネストローネのレシピをご紹介しました。
スープは手軽に野菜を取り入れられる料理であり、よく噛んで食べることで満腹感をアップさせてくれます。厚生労働省の「健康日本21」(栄養・食生活 )では、1日あたりの野菜摂取目標量を350g以上としています。(*1 ) 今回のレシピでは野菜・豆類を一食当たり約120gと、1日の1/3量を摂ることができ、他にもお好みの野菜を加えてばさらに摂取量がアップするでしょう。
さらに、お味噌をプラスすれば簡単に腸活レシピに早変わり。ぜひ日々の献立レパートリーのひとつに加えて、楽しく腸活をしていきましょう!