私たちが食事をしたものがうんちとして体の外へ出るまでに、体の中でどんな変化が起きているか知っていますか？

教科書や本に載っているけど、実際にはのぞけない体内の変化。どこで食べ物から栄養素を吸収し、消化し、うんちとして排泄されるのか、実際に「人体トンネル」として中に入ることのできる科学館があります。

そこで今回は、goodcho編集部の生物好きのメンバーがバンドー神戸青少年科学館へ、人体トンネルに入ってきました。

バンドー神戸青少年科学館って？

▲バンドー神戸青少年科学館入口

兵庫県神戸市中央区のポートアイランドにある、バンドー神戸青少年科学館（神戸市立青少年科学館）。子どもの知的好奇心をくすぐる展示室やイベントが定期的に開かれています。

科学館のコンセプトは、“ふれる・つくる・つながる社会とともにつくり、 未来（あす）へ広がる科学館”とのこと。

そして、

をテーマに施設の運営等をしています。

【アクセス方法】駅からは徒歩3分！

三宮駅よりポートライナー「北埠頭」行きに12分乗車し、「南公園駅」下車徒歩3分です。

▲「南公園」駅南出口の看板に、「バンドー神戸青少年科学館」の文字があるのでご安心を

南出口を出てすぐ左に曲がり、大きなIKEAを横目に歩いて行くと、黄色くて大きな建物が見えてきます。

緑豊かな道を真っ直ぐ歩けば、バンドー神戸青少年科学館に到着します。

さまざまな種類の知識が体験できる展示室

バンドー神戸青少年科学館では、いろんな展示室が準備されています。

• 第1展示室：力のしくみの科学・物質とエネルギーの科学
• 第2展示室：情報の科学
• 第3展示室：宇宙と地球
• 第4展示室：神戸の科学と技術
• 第5展示室：生命の科学
• 第6展示室：創造の科学
• 天体観測室：太陽の原点やプロミネンスの観察
• 科学情報室：めずらしく貴重な科学の本が2万冊

科学とさまざまなジャンルの知識が掛け算された展示室があり、どれも気になります。

いざ体内へ！第5展示室へ行ってみた！

館内には子どもたちがたくさん！幼い頃から科学に触れることのできる子どもたちが羨ましい…と思いながら、お目当ての第5展示室へと向かいます。

▲3階のフロアに第5展示室「生命の科学」があります

館内エレベーターか三階へ登ると、第5展示室「生命の科学」と呼ばれるフロアになります。

バンドー神戸青少年科学館HPより

第5展示室には

• バイオキッズラボ
• iPS細胞
• DNAの構造
• 人体トンネル

の4種類がコンテンツとしてあるようです。

いざ展示室へ入ると、DNAの二重らせん構造や、

タンパク質（アミノ酸）の成り立ちがわかりやすく、「知ることが楽しい」と思えるようなアイテムがたくさん♪

バイオキッズラボには、子どもたちが遊べるスペースも完備。なんだかかわいらしい椅子ですね。

いよいよ人体トンネルへ！

トンネルの入り口には、模型の人体臓器も。自分の体の中身は見えませんが、このように模型で学ぶと面白い。（カメラマンは見慣れない人体臓器の模型にしかめっ面でした）

人体トンネル、その中身は…

口から肛門までがトンネルに！！！

私たちが食べ物を食べてから、うんちとして体の外へ出るまでの間にどんなことが体の中で行われているのか、面白いクイズなども準備してあり、大人の私にとっても勉強になりました。

食べ物を食べてから、うんちとして外へ出るまでの旅を体験してみませんか

私たちが毎日三度の食事で体に取り入れる、食べ物。口から入って、肛門から外へ出るまでに、自分の体でどんな変化が起きて、どんなルートを辿るのか。なんとなく理解はしているものの、実際にどのような動きをしているのか、体験できる機会は少ないでしょう。

子どもと一緒に遊びの感覚で「体の中に入る」体験ができる場所は多くないので、ぜひ神戸へ訪れた際は、バンドー神戸青少年科学館に行ってみてはいかがでしょうか。より自分自身の体内の変化に興味がわくかもしれません♪

バンドー神戸青少年科学館　施設情報