おせち料理の定番メニューのひとつである松風焼きを、型を使わずフライパンで作れてしまう手軽なレシピをご紹介します。ご馳走をたくさん食べたりと腸に負担のかかるお正月も、腸活ポイントを盛り込んだレシピなら安心!ふんわりと柔らで冷めても美味しいので、ふだんのお弁当にもぴったりな一品です。

フライパンで焼く松風焼き

材料(4人分)

材料(4人分)
材料
鶏ひき肉200g
木綿豆腐200g
(A)たまご1個
(A)味噌大さじ1.5
(A)片栗粉大さじ1
ごぼう1/4本
小さじ1
白炒り胡麻適量
青のり適量

作り方

①木綿豆腐をキッチンペーパーに包み、600wのレンジで1分程度温めて水を切り、冷ましておく。白炒りごまは軽く擦っておく。

木綿豆腐をキッチンペーパーに包み、600wのレンジで1分程度温めて水を切り、冷ましておく。白炒りごまは軽く擦っておく。

②ごぼうは5mm角に切る。フライパンに油を熱し、弱火でじっくりと香ばしい香りがするまで炒めて、冷ましておく。

ごぼうは5mm角に切る。フライパンに油を熱し、弱火でじっくりと香ばしい香りがするまで炒めて、冷ましておく。

③ボウルに鶏ひき肉、水気を切った豆腐を入れて滑らかになるまで手でよく混ぜる。(A)を加えてさらに混ぜ、②を加えて混ぜる。

ボウルに鶏ひき肉、水気を切った豆腐を入れて滑らかになるまで手でよく混ぜる。(A)を加えてさらに混ぜ、②を加えて混ぜる。

④クッキングシートを正方形に切り、③を15cm角に広げる。立体的になるよう、クッキングシートを直角に折り曲げて形作るとキレイに無駄なく作れる。

クッキングシートを正方形に切り、③を15cm角に広げる。立体的になるよう、クッキングシートを直角に折り曲げて形作るとキレイに無駄なく作れる。

⑤フライパンにシートごと入れ、弱火で蓋をして10分焼く。裏返して蓋を取り、2〜3分焼く

フライパンにシートごと入れ、弱火で蓋をして10分焼く。裏返して蓋を取り、2〜3分焼く

⑥半分に切り、温かいうちに青のりと擦った白炒り胡麻をまぶす。お好みの形に切る。

半分に切り、温かいうちに青のりと擦った白炒り胡麻をまぶす。お好みの形に切る。

レシピの腸活ポイント

食物繊維&オリゴ糖をプラス

食物繊維&オリゴ糖をプラス

ひき肉の半分を豆腐にすることで、ふんわりとした食感が美味しい松風焼きが作れます。そのうえ、豆腐は大豆オリゴ糖を含んでいて腸活にもうれしい食材です。また、食物繊維を豊富に含むごぼうもプラスし、食感も楽しめるようにしてみました。(*1)善玉菌を増やしたり便を柔らかくする作用を持つ水溶性食物繊維と、便の量を増やして腸管を刺激し、腸の運動を活発化させたりする不溶性食物繊維は、どちらも腸活に大切な栄養素です。(*2)

また、ごぼうは少量の油でじっくりと焼き付けることで、香ばしさとあまみが引き立ち、松風焼きの良いアクセントになります。

味噌で香りもうま味もアップ!

発酵食品である味噌で味付けすることで、ふんわりと和の香り、うま味がプラスされてより美味しく仕上がります。味噌はお好みのものを使ってOKですが、甘みが強いものを使う場合は塩少々を加えて味を調整すると良いです。

お正月も腸からキレイに!

木製テーブルの上に置かれたサンドイッチ

中程度の精度で自動的に生成された説明

手間がかかるイメージのおせち料理ですが、このレシピは混ぜて焼くだけ、特別な型やオーブンも不要な簡単レシピです。扇型に切ったり、正方形に切って市松模様に並べたりと見た目も楽しんでみてくださいね。お正月は手作りのおせち料理で腸活してみるのはいかがでしょうか?

引用

*1:文部科学省, 日本食品標準成分表2020年版(八訂),  野菜類/ごぼう/根/生

*2:厚生労働省, e-ヘルスネット, 食物繊維

*3:厚生労働省, e-ヘルスネット, 腸内細菌と健康