実りの秋、新米にきのこ、秋刀魚などおいしいものがたくさん。涼しくなってくると食欲もでて、つい食べ過ぎてしまうこともありますよね。

ぽっこりお腹が気になる時におすすめしたいのは食物繊維を豊富に含むオートミール。オートミールは穀類の一種で、食物繊維が豊富に含まれています。パン粉の代わりにオートミールをつなぎに使ったハンバーグはしっとりとやわらか!秋に旬を迎えるきのこを使ったデミグラスソースと合わせて腸を整えるハンバーグレシピをご紹介します。

オートミール入りのハンバーグレシピ

材料(2人前)

食材
合いびき肉200g
オートミール50g
60ml
たまねぎ1/2個(100g)
しめじ50g
しいたけ2枚
サラダ油大さじ1/2
バター10g
少々
(A)ケチャップ大さじ2
(A)ウスターソース大さじ1
(A)水50ml
(B)しょうゆ小さじ1
(B)砂糖小さじ1

作り方

①たまねぎはみじん切りにする。しめじは石突をとってほぐす。しいたけは薄切りにする。

②耐熱容器にオートミール、水を入れて600wの電子レンジで1分加熱する。

③ボウルに合いびき肉、たまねぎ、2、塩を入れて粘りが出るまで混ぜる。2等分にして形を整える。

④フライパンにサラダ油を入れて中火にし、3を焼く。焼き色がついたら裏返し、蓋をして8分ほど焼く。

⑤ハンバーグを取り出し、同じフライパンにそのままバターを入れて中火に熱す。しめじ、しいたけを入れてしんなりするまで炒め、 (A)を加えてとろみがつくまで加熱する。

⑥器に④のハンバーグをのせ、⑤のデミグラスソースをかけて完成!

オートミールハンバーグの腸活ポイント

オートミールでふんわり&食べ応えアップ

オートミールは「オーツ麦」を食べやすく加工したもので、大麦や小麦など同様に麦の仲間です。オートミールあたり50gに食物繊維は4.7g含まれており、まさに美腸食材ともいえます( *1)。食物繊維は腸の働きを良くするだけでなく、血糖値の急上昇を抑える働きもあり( *2)、健康維持に欠かせませんが、実は不足しがち。

そんな食物繊維が豊富なオートミールをハンバーグやひき肉などにちょい足ししてみてはいかがでしょうか?オートミールをパン粉の代わりに使うことでハンバーグがふわっとやわらかくなるので、お子様も食べやすくなりますよ。

参考:食物繊維は腸活だけでなく長生きの秘訣となる栄養素?【研究結果付き】

きのこで旨味たっぷりデミグラスソースに

旨味たっぷりのきのこを使うことでデミグラスソース缶や赤ワインを使わなくても自宅にある調味料でおいしいデミグラスソースができます!デミグラスソース缶をわざわざ買うのも…そんなときは中濃ソースとケチャップにきのこを加えることで長く煮込んだようなコクがでるのでぜひ、試してみて。きのこは冷凍しておくと細胞壁が壊れてより旨味がアップします。きのこを買ったらほぐしてから冷凍するとすぐに使えて便利です。

こっそりヘルシーなハンバーグで腸からキレイを目指しましょう!

お子さまから大人まで大好きなハンバーグに、オートミールやきのこを使って食物繊維をプラス!

一見ジャンクに見えるハンバーグは食材の組み合わせ次第でヘルシーに楽しめます。

秋においしいきのこをたっぷり使って楽しんでくださいね!

参考文献

*1:文部科学省, 日本食品標準成分表2020年版(八訂), 穀類/えんばく/オートミール

*2:厚生労働省, e-ヘルスネット, 食物繊維の必要性と健康