過ごしやすい気候になり、夜の時間も長くなっていく秋。秋の味覚を楽しみながらお酒を片手にオトナ時間を過ごすのも、また素敵なひとときですよね。
また、季節の変わり目は寒暖差により自律神経のバランスが崩れやすく、便秘など様々な不調を起こしやすいともいわれています。
腸をいたわりつつ、秋の味覚やオトナ時間を楽しみたいものです。
そんな秋の夜長におすすめなのが、ホットサラダ。今回は秋に旬を迎える“里芋”と発酵食品でありたんぱく質も補えるカマンベールチーズを組み合わせ、さらに味噌ベースのドレッシングでいただくレシピをご紹介します。
里芋とカマンベールのホットサラダ
材料(2人前)
材料 | 量 |
里芋 | 4個 |
カマンベールチーズ | 1/2個(50g) |
味噌 | 大さじ1 |
酢 | 大さじ2/3 |
オリーブオイル | 大さじ1 |
粗挽き黒こしょう | 適量 |
作り方
①里芋はよく洗い、皮のまま耐熱容器に入れ、小さじ1程度の水を振りかけてからラップをする。600wの電子レンジで3分ほど加熱する。(加熱後、竹串などを刺して硬さを確認する)
②器に味噌、酢、オリーブオイルを合わせて混ぜ合わせる。
③里芋の加熱が終わったら、火傷に注意をしながら皮をむき、1㎝幅の食べやすい大きさにカットする。
④カマンベールチーズは6等分にカットする。
⑤皿に里芋とカマンベールチーズを盛り付け、②のドレッシングをお好みの量かける。
レシピの腸活ポイント
食物繊維+発酵食品で美腸へ♪
里芋には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方が含まれています。(*2)水溶性食物繊維は腸内の善玉菌を増やす、便を柔らかくするなどの作用があり、不溶性食物繊維は便の量を増やして腸管を刺激し、腸の運動を活発化させ、便通を整える働きをします。(*3)
また、味噌をはじめとした発酵食品は腸内環境を整える上でおすすめな食材です。
ホットサラダで腸もホッと
寒さが増していく季節の変わり目こそ、自律神経を整えて体の不調を予防していきたいもの。ほんのり温かいホットサラダなら、胃腸を冷やすことなく食べられます。
今回のレシピでは里芋を簡単にレンジで加熱しています。生の状態ではぬめりで剝きにくかったり、ぬめりが原因で手指に痒みが生じることもありますが、皮ごと加熱することでそれらの難点も解決できます。
腸をケアしながら秋の夜長を楽しもう
秋には美味しい旬の食材が目白押しである一方、食べすぎや体の冷え、夏の疲れといった不調が出てくる時期でもあります。
今回は腸をいたわりながらも秋の夜長を楽しめる、そんなシーンに合うレシピをご紹介しました。腸に優しい食材を組み合わせたメニューで腸内環境を整えながら、秋のオトナ時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。
参考文献