気候が心地よい季節になってきました。お花見やピクニックなど、外へお出かけをする機会も増えてくることかと思います。
元気に動く子どもとのお出かけに、おやつはマストアイテム!
しっかりエネルギーがとれて腸活にもおすすめなおやつを手作りしてみるのはいかかでしょうか。
一般的にはもち米で作るぼたもちですが、今回はいつものお米で大丈夫。あるものを使えばまるでもち米のような食感になるんです。
お花見に持って行きたくなる、緑、黄色、ピンクの春色に仕立てたレシピをご紹介します。
もち米いらずの三色ぼたもち
材料(直径約5cmのぼたもち9個分)
材料 | 量 |
---|---|
米 | 1合 |
切り餅 | 1個 |
つぶあん | 90g |
青のり | 大さじ1 |
きなこ | 大さじ1 |
白あん | 200g |
いちごジャム | 30g |
作り方
①米をとぎ、炊飯器の1合の目盛りより1㎜ほど多く水を入れる。その上に4等分にした切り餅をおいて通常モードで炊飯する。
②白あんにいちごジャムを混ぜていちご餡を作る。
③炊飯が終わったら切り餅を潰して白米に混ぜ込み、粗熱をとる。
粗熱が取れたら俵型または丸型に丸める。いちご餡用に25~30g、青のり用・きなこ用に40~45gを各3個ずつ用意する。この時、手に水をつけて丸めると作業しやすいです。
④青のりときなこ用につぶあんを約10g詰める。すべて包み切れなくても後で表面にまぶして隠れるで大丈夫です。
⑤ ④に青のりときなこをそれぞれ3つずつまぶす。茶碗などに入れてころころと転がすようにするときれいにまぶすことができます。
残りのごはんに適量のいちご餡をスプーンなどで乗せ、濡れた手で覆うように包む。余ったいちご餡は小分けにして冷凍保存しておくといつでも使えて便利です。(早めに消費すると安心です)
レシピの腸活ポイント
実は腸活におすすめスイーツ、ぼたもち
「ぼたもち」は別名おはぎとも呼ばれますが、名前の由来はどちらもお彼岸にあります。春には季節の花である牡丹に見立てたことからぼたもち、秋には萩に見立てたことからおはぎと、呼び名が変わるとされています。(*1)
つぶあんやきなこ、青のりなどのぼたもちによく用いられる食材は、食物繊維が豊富に含まれています。(*2-4)その上調理に油も使用しないので、脂質のとりすぎを防ぐことにも繋がります。
健やかな腸を育むためには意識的に食物繊維をとったり、必要以上に脂質をとらないことも重要なので、腸活おやつにぴったりなレシピになりました。(*5)
元気に遊ぶ活力に!しっかりエネルギーチャージ
お花見シーズンになるとピクニックの機会が増え、子どもの活動量も一気に増えます。子どもは成長期でもあるからこそ、おやつでしっかりエネルギーを補給することも大切です。
ぼたもちはそんな時のエネルギー補給にぴったり。お米やあんこは炭水化物が豊富、きなこや青のりで鉄などのミネラルもとることができます。(*2-4)食べ応えもあるので、お菓子のダラダラ食いを防ぐことにも一役買ってくれます。
春色ぼたもちを持って出かけよう
お米に余った切り餅を入れて炊くだけで、まるでもち米のような食感!そこにお好みの食材を合わせれば手軽にぼたもちが楽しめます。
また、今回ご紹介したいちご餡はほんのりピンク色で春らしさを演出してくれます。餡を作る手間はありますが、口に入れるとふわっといちごの甘酸っぱい味が広がって目でも口でも楽しめる変わり種です。
定番のあんこやゴマも良いですが、春色に身をまとった手作りぼたもちならおでかけもきっとワクワクすること間違いなし♪ぜひ週末に、子どもと一緒に作ってみてはいかがでしょうか。
引用
*2:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」豆類/あずき/あん/つぶし練りあん
*3:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」豆類/だいず/[全粒・全粒製品]/きな粉/黄大豆/全粒大豆