こんにちは!編集部の河原です!

最近は、私たちの体臭と腸内細菌の関係について興味深い研究が進んでいます。腸内細菌は、私たちの健康と免疫力に大きな影響を与えるため、体臭にも影響があることが意外にも分かってきました。

実は、私たちの体臭は、腸内細菌が発酵して生み出す独特の臭い成分が原因だということが分かっています。特に、脇の下などの汗腺が集中する部位は、腸内細菌の影響が大きいそう。(*1)

また、腸内細菌のバランスが崩れると、体臭が強くなるだけでなく、体調不良や免疫力の低下など、さまざまな健康問題にもつながるとされています。

しかし、腸内細菌を改善することで、体臭の改善にもつながることが分かっていますので、ご安心を。例えば、ヨーグルトや発酵食品(キムチや漬物)を積極的に食べることで、健康に良い腸内細菌を増やすことができます。

また、最近では、腸内細菌を調べる検査キットも販売されているので、自分自身の腸内環境を把握し、改善することができるようになってきました。

腸内細菌と体臭の関係については、まだまだ研究が進んでいる段階ではありますが、今後ますますその重要性が高まっていくことが予想されます。

気になる方は、ぜひ一度自分自身の腸内環境をチェックしてみてくださいね!

▶︎腸内細菌検査サービス:BENTRE

Reference : Mogilnicka, I., Bogucki, P. and Ufnal, M. (2020) Microbiota and Malodor-Etiology and Management. Int. J. Mol. Sci., 21(8):2886.