コンビニの菓子パンが毎朝のお供、休憩にはスイーツがご褒美、という方は選び方を工夫しなければお腹の調子に影響するかもしれません。お菓子や甘いもの、揚げ物が好きな方は知っておきたい、トランス脂肪酸と腸内環境との関係をご紹介します。
日本の研究チームが行った研究によると、トランス脂肪酸を多く含む食事を与えられたマウスは、そうではないマウスと比べて血糖値が高く、肝臓や腸へのダメージが大きいことが明らかになりました。
しかも、トランス脂肪酸ではないものの脂質の多い食事を与えられたマウスよりも高かったという驚きの結果に。
もちろん脂質にはさまざまな種類があり、一般的には油の摂りすぎが腸内フローラのバランスを崩してしまうと言われていますが、特にトランス脂肪酸はその影響が顕著に出やすいということがこの研究結果からわかります。
そんなトランス脂肪酸が多く入っているものとしては、ケーキや菓子パン、ドーナツなどマーガリン・ショートニングを使っているものがその代表。
すでにこれらの食べ過ぎは体に良くないというイメージがありますが、単に太るといった影響だけではなく、体の内側にも影響があるようです。我慢は禁物なものの、おいしいものに含まれがちなトランス脂肪酸、健康を維持するためにもほどほどにしましょうね。
