寒い季節になると濃厚なチョコスイーツが美味しく感じますよね。今回は食物繊維が豊富なおからを使ってバレンタインにもおすすめのショコラケーキをご紹介します。
おからと思えないほどふわふわなケーキを一緒に作ってみませんか?
おからショコラケーキのレシピ
材料(18cmパウンド型1台分)
食材 | 量 |
---|---|
無塩バター | 50g |
てんさい糖(砂糖) | 30g |
はちみつ | 10g |
卵 | 2個 |
生おから | 100g |
純ココアパウダー(無糖) | 25g |
無調整豆乳 | 大さじ3 |
ミックスナッツ | 10g |
ベーキングパウダー | 小さじ1 |
※甘さ控えめなのでお好みでてんさい糖の量を増やしてください。
下準備
・バターと卵を室温に戻す。
・オーブンを170度に予熱する。
・パウンド型にオーブンシートをしく。
作り方
①ミックスナッツを粗く刻む。
②ボウルにバター、てんさい糖、はちみつを入れてなめらかになるまで混ぜる。
③卵を1個ずつ割り入れて、そのつど混ぜる。豆乳を加えて混ぜる。
④生おから、純ココアパウダーを入れて混ぜる。
⑤ベーキングパウダーを加えて混ぜ、型に生地を流し入れる。刻んだミックスナッツをのせて170度のオーブンで30分焼く。
レシピの腸活ポイント
食物繊維が豊富なおからでふわふわケーキ
おからを使ったメニューといえば卯の花のイメージが強いですが、スイーツに使っても美味しく、腸ケアにぴったりな食材です。例えば、生おから100gに含まれる食物繊維は11.5gであり、大豆が原料のためたんぱく質が6.1gと豊富に含まれています。(*1)
生おからを使うことでふわっとやわらかい食感に仕上がるのでおからのイメージが変わりますよ!
また、おからには食物繊維以外にも腸内細菌のエサになる大豆オリゴ糖が含まれています。(*2)おからを使ったことがない方はぜひ、この機会にぜひ活用してみてくださいね。
美腸スイーツにはチョコよりココア
チョコ味のスイーツにはチョコレートでしょ、と思われるかもしれませんが、今回使用したのは無糖のピュアココアです。
ミルクチョコレートを使うと濃厚で美味しくなるものの、脂質が多く含まれているのでやや気になるところ。一方で、ココアはミルクチョコレートと比較して脂質が控えめで食物繊維、鉄やカリウムなど体にとって必要な栄養素を含みます。(*3、4)
そのため、腸活にぴったりなスイーツ作りをする時は、チョコレートよりピュアココアがおすすめです。
今回のレシピでは、甘味料にオリゴ糖を含むてんさい糖とはちみつを使いましたが、お腹にいる腸内細菌のエサとなって働くことで腸活効果をパワーアップさせました。(*2)ちなみに、2種類の甘味料を使うことで奥深い味わいになります。
ただし、今回のレシピでは甘さが控えめなので、お好みでてんさい糖の量を増やすなど調整してください。
美腸ショコラケーキでバレンタインを楽しんで
今回は小麦粉の代わりに食物繊維が豊富なおからを使ったショコラケーキをご紹介しました。この食物繊維のおかげで、バレンタインでも腸をしっかり整えること間違いなしです。
また、このレシピでは甘みを控えめにしているので、甘いものが苦手な方も食べやすいスイーツになりました。そして、混ぜるだけの簡単ケーキなのでお菓子作り初心者の方もぜひ安心して挑戦してみてくださいね。
大切な人の体に優しいスイーツで、今年のバレンタインを特別なものにしましょう!
引用
*1:文部科学省, 日本食品標準成分表2020年版(八訂), 豆類/だいず/[その他]おから/生