1月は新しい一年が走り出す大切な月。今月は、自分の中で目標設定をしたという人も多いのではないでしょうか。
「よし、目標・抱負も作ったし、頑張ろう!」
と意気込んでいても、なかなかモチベーションを保ち続けるのは難しく、今年の最後を迎える頃にはもう忘れてしまうかもしれません。
目標を立てて、達成するためには、モチベーションが大切。とはいえ、このモチベーションはどうしても感情に左右されるもの。そこで、今回は新年に立てた目標を達成するためのモチベーションの保ち方についてお話します。
モチベーションが続かない…その理由は?
モチベーションが続かない理由には、大きく以下の2つがあります。
①自分がその行動目標に思い立ったきっかけ(動機)を忘れる
②目標が極端すぎる
新年に目標を立てたものの、数ヶ月経つとその目標を忘れることも少なくありません。目標を覚えていても、「なぜその目標を立てたのか」というきっかけを忘れる方もいるのではないでしょうか。
「マイナス5kg」というダイエットの目標、を例にお話します。
「痩せてみんなから『キレイになったね』と言われたい」
「大好きなこの洋服を着られる体型に戻りたい」
など、何かしらのきっかけや動機があったはずです。
しかし時間が経つにつれてきっかけを忘れ、「マイナス5kg」という目標だけが記憶に残ってしまい、モチベーションを維持しづらくなることがあります。
また、目標そのものが極端すぎるのも、モチベーションが続かない原因のひとつです。
達成するまでのプロセスに無理があったり、叶えたいゴールとそれまでの道のりのバランスが取れていなかったりすると、諦めやすくなってしまいます。
モチベーションを保つためには?
モチベーションを保つためには、モチベーションを維持する方法を知っておく必要があります。ここでは、モチベーションを維持するための4つのポイントを説明します。
目標を達成しやすく工夫しよう
目標を高く設定しすぎると、実現が難しくモチベーションが下がりやすくなります。最初はあと少しで達成できるレベルの目標に設定するのがおすすめです。
例えば「1ヵ月でマイナス5kg」という目標よりも、「毎日20分歩く」「週1回ジムに通う」など、自分の生活に落とし込めるような目標を設定するほうが、続けやすくなります。
また、長期目標だけでなく短期目標も設定して目標を細分化しましょう。
「1年でマイナス10kg」という目標であれば、1ヵ月で約0.8kg落とせばよいことになります。小さな目標を設定すると目標を達成しやすく、モチベーションが上がるでしょう。
誰かと一緒に目標達成を目指そう
目標を達成するためには、誰かと一緒に目指すのが実はコツだったりします。
「ダイエットのために、家族と食後の散歩をする」「友人とダイエットの状況を報告しながら、励まし合う」といったように、仲間を作ることで、継続のモチベーションを維持しやすくなります。
誰かに褒めてもらうことは自己効力感にもつながります。(*1)お互い褒め合える仲間を作り、積極的に他の誰かに褒めてもらいましょう。
小さな成功体験を繰り返そう
大きな目標を設定するのもよいですが、はじめは達成しやすい目標を設定するのがおすすめです。
「目標①を達成したら次の目標②に向かい、目標②を達成する」と小さな目標を達成し続けることで、自分に自信が持てるようになり、自己効力感が上がります。成功体験を重ねることで、モチベーションアップにもつながるでしょう。(*2)
健やかな健康状態(土台)は必要不可欠
モチベーションを維持するためには、あなたの体そのものが健康であることも大切です。体の健康と心や思考の健康はつながっています。
健康状態を保つためには、バランスのよい食事をとること(*3)、適度に外出や運動をすることが重要です。不健康な生活を送っているとストレスが溜まり、自律神経系や内分泌系のバランスが崩れ、体や心の病気を引き起こしてしまいます。
健康を維持するためには、外に出て光を浴びることも大切です。光を浴びるとビタミンDを生成し、鬱々とした状態から脱することができます。
太陽の光が不足するとビタミンD濃度が低くなり季節性のメンタルヘルスを引き起こす可能性もあります。(*4)また、日光を浴びることは腸内環境にも良い影響を与え、たとえば疲れにくい体を作るなどの効果も期待できますよ。
参考:疲労の原因には腸内環境が関係していた!?腸活で毎日を元気に過ごそう!
新年こそ、継続力を身につけよう!
モチベーションを維持できるようになると目標を達成しやすくなり、自分に自信が持てるようになります。モチベーションを維持するためには小さな目標を設定して、成功体験を多く積みましょう。
新年こそ継続力を身につけ、目標達成に向けて頑張りましょう。