夏になると、冷たい飲み物や食べ物ばかりを食べていませんか?冷たいものばかりを口にすると、お腹を冷やしてしまい消化不良や食欲不振を招く可能性もあるので注意が必要です。

そんな暑い時期、毎日元気に過ごすためにおすすめしたいのが、スパイス類。特に、複数種類のスパイスからできるカレーは、発汗作用の他に食欲増進作用も期待できるのでおすすめです。例えば、クミンには消化活動を助ける働きがあり、ターメリックには疲れやすい肝臓の機能を助ける作用が期待できます。

そこで今回は、腸活食材を使った夏におすすめな腸活スープカレーのレシピをご紹介します。

夏の腸活スープカレー

材料(2人前)

夏の腸活スープカレー
食材
オクラ8本
エリンギ1パック(100g)
ミニトマト8個
ナス中2本(200g)
長いも5㎝(100g)
玉ねぎ小1個(150g)
鶏肉もも1枚(250g)
※液体塩こうじ(下処理)大さじ2
★水800ml
★カレー粉小さじ1と1/2
★液体塩こうじ大さじ2
オリーブオイル適量

作り方

①鶏肉は1口大に切って塩麴(大さじ2)につけておく(20分程度)

②オクラはへた、がくの硬い部分をとる

②オクラはへた、がくの硬い部分をとる

③エリンギは薄切り、長いもは皮をむいて拍子切り、玉ねぎとナスはくし切りにする

④鍋にオリーブオイルをしいて鶏肉、ナスを皮面から焼き色がつくまで強火で焼く
※焦げないように注意する

⑤火を弱め、玉ねぎ・長芋・エリンギ・オクラを加えてさらに炒める

⑤火を弱め、玉ねぎ・長芋・エリンギ・オクラを加えてさらに炒める

⑥玉ねぎが透き通ってきたら★を加える  煮立ってきたらミニトマトを加えて弱~中火で5~6分煮込む

レシピの腸活ポイント

レシピの腸活ポイント

塩麹:発酵調味料+旨味もUP!

塩麹は麹菌と呼ばれる微生物が発酵することで作り出す発酵食品です。この塩麹には、糖質を分解するアミラーゼや、タンパク質を分解するプロテアーゼといった酵素が含まれるため、食材を柔らかくする作用があります。今回のレシピでは、鶏肉を先に塩麹につけておくことで、ジューシーさは残しつつも柔らかく仕上がりました。

ネバネバ野菜をプラスオン

今回のレシピでは、長いもやオクラといった「ネバネバ野菜」をプラス。食物繊維が豊富で腸内環境を整えるだけでなく、血糖値の変動も緩やかにする作用が期待できます。また、他の野菜と食感を変えることで咀嚼回数も増え、満腹中枢を刺激して食べ過ぎ予防に効果的。

この夏はスパイスで元気にすごそう!

この夏はスパイスで元気にすごそう!

夏になると食べたくなる料理のひとつであるカレー。市販のルーを使うのもいいですが、スパイスを使ってサラサラと食べられるスープカレーは暑い時期にもおすすめです。

また、今回は腸活におすすめな食材も使用することで、腸にもやさしいレシピになりました。また、主食に玄米やオートミールと組み合わせて食べるのもおすすめ。暑い夏こそ体を温めて、代謝をあげて元気に過ごしましょう。