子どもの人気メニュー上位にランクイン必至なハンバーグ。

ハンバーグに野菜をこっそり忍ばせて…と、お子さまを想うママの努力が実るメニューでもありますよね。でも、卵やパン粉…など、材料が多く準備に一苦労な一面も。

実は、塩麹を使うと“つなぎは一切必要なし”で、旨味たっぷりジューシーに仕上げることができるのです!

今の季節限定の春キャベツはふんわりと柔らかく、甘みがあります。それを忍ばせることなく大胆に混ぜ込んだハンバーグはいかがですか?

甘みが引き立ち、肉の旨味を吸ったキャベツはお子さんの食欲をアップさせてくれること間違いなしです。

春キャベツハンバーグ

材料(大人2人、子ども2人前)

春キャベツハンバーグ
材料(大人2人、子ども2人前)
材料
合い挽き肉300g
たまねぎ中1/2個(100g)
春キャベツ2・3枚(200g)
塩麴大さじ2
こしょう少々
油(米油や菜種油など香りのないもの)適量

作り方

①たまねぎはみじん切り、春キャベツは長さ5㎝ほどの太めの千切りにする。

春キャベツハンバーグ
①たまねぎはみじん切り、春キャベツは長さ5㎝ほどの太めの千切りにする。

②切ったたまねぎと春キャベツをひとつのボウルに入れ、ふんわりとラップをして600wの電子レンジで3分加熱する。加熱が終わったらラップを外し、粗熱をとる。

春キャベツハンバーグ
②切ったたまねぎと春キャベツをひとつのボウルに入れ、ふんわりとラップをして600wの電子レンジで3分加熱する。加熱が終わったらラップを外し、粗熱をとる。

③キャベツと玉ねぎを冷ましている間に、合い挽き肉に塩麹とこしょうを加えて粘り気が出るまでしっかりこねる。

春キャベツハンバーグ
③キャベツと玉ねぎを冷ましている間に、合い挽き肉に塩麹とこしょうを加えて粘り気が出るまでしっかりこねる。

④③のひき肉に②の野菜を加え、よく混ぜ合わせる。この時、まだ野菜の粗熱が取れていないことがあるので火傷に注意する。よく混ぜ合わせたら6等分して小判型に丸める。(ハンバーグのタネの完成)

春キャベツハンバーグ
④③のひき肉に②の野菜を加え、よく混ぜ合わせる。この時、まだ野菜の粗熱が取れていないことがあるので火傷に注意する。よく混ぜ合わせたら6等分して小判型に丸める。(ハンバーグのタネの完成)

⑤油を適量しいたフライパンを中火に熱し、ハンバーグのタネを並べる。蓋をして4分ほど蒸し焼きにする。

春キャベツハンバーグ
⑤油を適量しいたフライパンを中火に熱し、ハンバーグのタネを並べる。蓋をして4分ほど蒸し焼きにする。

⑥表面が白くなり、8割火が通ったらフタを外して裏返し、残りの面も焼き色がつくまで焼いて出来上がり。

春キャベツハンバーグ
⑥表面が白くなり、8割火が通ったらフタを外して裏返し、残りの面も焼き色がつくまで焼いて出来上がり。

レシピの腸活ポイント

春キャベツハンバーグ
塩麹で作るから叶う、楽ウマ!

塩麹で作るから叶う、楽ウマ!

あれもこれも入れて…と、材料をそろえて作るのが意外と億劫になるハンバーグ。今回のハンバーグはつなぎとなる食材を一切使用せず、塩麹だけの力でしっとり感を叶えています。塩麹に含まれるたんぱく質を分解する酵素が肉の旨味を引き出したり、柔らかジューシーさを保ってくれているのです。(*1)

塩麹ひとつでしっとり感や旨味をぎゅっと引き出し、程よい下味までつけてくれるので余計な手間なくラクして美味しい♪を叶えてくれますよ。

ハンバーグの半分は野菜!春キャベツで食物繊維もペロリ

春キャベツの特徴は何といっても、柔らかく甘みがあること。青臭さも少ないので、野菜が苦手なお子さんにもお勧めしやすい野菜です。

また、キャベツにはお腹の調子を整えるために意識してとりたい食物繊維も含まれています。(*2, 3)

ハンバーグに使用したひき肉300gに対し、キャベツとたまねぎの合計もなんと300g!ハンバーグの半分は野菜なのに、それを感じない食べ応えに仕上がっています。ハンバーグ1つ分で、子ども用の小鉢約一皿分の野菜がとれますよ。(*4)

暖かい日のピクニックにもおすすめ!

春キャベツハンバーグ
暖かい日のピクニックにも

三寒四温という言葉の通り、少しづつ春が近づいているこの季節。

外で元気いっぱいに遊びたい子どもを連れてのピクニックに、こちらのハンバーグはいかがですか?

野菜が補えて、そのまま食べて、程よい塩加減になっているのでお弁当にもピッタリですよ。

引用

*1:前橋賢治(2017)塩麹の調味特性、日本海水学会誌、71巻4号、232-239

*2:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」野菜類/(キャベツ類)/キャベツ/結球葉/生 

*3:厚生労働省、e-ヘルスネット、食物繊維の必要性と健康

*4:東京福祉保健局、東京都幼児向け食事バランスガイド