「いろんなスキンケアを試しているのに、肌荒れが治らない」

「腸内環境を整えると良いと聞くけど、具体的な方法がわからない」

「腸に良い食材って、納豆やヨーグルト以外にどんなものがあるの?」

このようなお悩みや疑問をかかえていませんか?

肌荒れやニキビが気になると、気分が落ち込んで外出を控えたくなりますよね。何をするにも自信がなくなってしまいます。

スキンケアを工夫しているにもかかわらず肌荒れが改善されない場合、からだの内側からのケアが必要なのかもしれません。実は、肌の健康は腸の健康と密接につながっているのです。

そこで今回は、腸活と肌荒れの関係についてお話いたします。

▼動画でもcheck!

肌荒れやニキビと腸が関係している

肌荒れやニキビと腸が関係している

腸には、数百種類もの腸内細菌がおおよそ100兆個存在していると考えられており、その種類や数の絶妙なバランスを保つことで腸内環境を維持しています。(*1)

その腸内環境が乱れると、腸内で腐敗が進むことによって有害物質が発生します。その有害物質が腸から吸収されて血液によって全身に運ばれ、皮膚から排出されることで肌荒れの原因になるといわれているのです。(*2)

例えば、便秘の時に肌荒れがひどくなった経験はありませんか? 便秘のときは便が腸内で腐敗しやすく、発生した有害物質によって肌荒れを起こすと考えられています。

肌荒れにアプローチ | 理想の腸内環境とは?

肌荒れにアプローチ | 理想の腸内環境とは?

肌荒れの原因は、ストレスや環境、体質など、人によってさまざま。スキンケアを工夫しても改善が見られない場合は、内側からのアプローチとして普段の食習慣を見直してみましょう! 腸と肌は密接に関係しています。

肌荒れを解消するための理想的な腸内環境は、多様な菌が絶妙なバランスを保ちながら共存している状態。その環境を整えるには、腸の多様性を意識した腸活がおすすめです。

そこで、肌荒れの改善に効果的な腸活の方法をご紹介します。

肌荒れと食事の関係性

肌荒れと食事の関係性

肌荒れを改善するためには、栄養バランスが良い食事内容を意識することが大切です。

具体的には、肌荒れの原因となる酸化ストレスを軽減させるために、ビタミンの中でも抗酸化作用のあるビタミンA・C・Eを意識した食事を摂りましょう。(*3, 4)

腸に良いことで有名な納豆やヨーグルトは「プロバイオティクス」と呼ばれる、腸に良い微生物の摂取に役立つ食材です。そのほかにも、野菜やきのこ類などの「プレバイオティクス」と呼ばれる、腸内細菌を育てる食材の摂取もおすすめですよ。

腸活におすすめの食材は下記の記事にまとめているので、からだの内側からの肌荒れ改善に興味のある方はぜひ参考にしてください。

腸内細菌の多様性は日々の食事から!おすすめの最強食材を解説します

生活習慣も気をつけよう

生活習慣も気をつけよう

睡眠不足やストレス、運動不足などの生活習慣は、肌荒れや腸内環境の乱れと深く関係しています。ダイエットなどによる過度な食事制限も、栄養の偏りによって肌荒れを招く原因のひとつです。

肌荒れやニキビを根本から改善していくためには、日頃から規則正しい生活やバランスのとれた食事、十分な睡眠などを心がけましょう。

そうはいっても、仕事や家庭のことで忙しい方はすぐに生活習慣を変えることは難しいですよね。いきなり全て改善しようとしなくても大丈夫です。

サラダやヨーグルトをコンビニで手軽に買ってみる、外出時はひと駅分歩いてみるなど、普段の生活に取り入れやすい工夫をしてみましょう。

まとめ |腸活をして、肌荒れとお別れしよう!

腸活をして、肌荒れとお別れしよう!

ニキビや赤みなどの肌荒れが一度気になり始めると、その状態をストレスに感じることも。

スキンケアなども大事ですが、まずはからだの内側を整えることを意識してみましょう!

肌荒れの改善には、トマトやブロッコリーなどの抗酸化作用のあるビタミンACEを含む食材を取り入れたり、睡眠や運動などの生活習慣を改善したりすることが重要です。

肌荒れが気になる時こそ腸活を取り入れ、からだの内側から輝く肌を手に入れましょう!

引用

*1:Lactobacillus rhamnosus GG 株の摂取による便秘傾向な女性の排便および皮膚に及ぼす影響

*2:補完・代替医療 プロバイオティクス

*3:Oxidative stress in human facial skin observed by ultraweak photon emission imaging and its correlation with biophysical properties of skin.

*4:抗酸化ビタミン e-ヘルスネット