ホクホクおいしいさつまいも。焼き芋、スイートポテトなどお菓子にしてもおいしいですが、煮物、汁物など料理にも使える万能食材です。今回はさつまいもを鶏肉と一緒に甘辛く炒めておかずに。
また、さつまいもは食物繊維が豊富なので腸を整えたい方にはぜひおすすめしたい食材です。
さつまいもを使ったごはんが進むおかずを作ってみましょう!
さつまいもと鶏肉の甘辛炒め
材料(2人前)
材料 | 量 |
鶏もも肉 | 1枚(250g) |
さつまいも | 1本(250g) |
米油 | 大さじ2 |
酒 | 大さじ1 |
片栗粉 | 大さじ1 |
(A)酒 | 大さじ2 |
(A)しょうゆ | 大さじ1.5 |
(A)みりん | 大さじ1.5 |
(A)てんさい糖 | 大さじ1/2 |
黒ごま | 適量 |
作り方
① さつまいもは1cm厚さの半月切りにし、さっと水にさらして水気を切る。耐熱容器に入れてラップをして600wの電子レンジで3分加熱する。
②鶏もも肉は一口大に切って酒を振り、5分ほどおく。片栗粉をまぶす。
③フライパンに米油を入れて中火にし、鶏もも肉を焼く。両面に焼き色がつくように途中でひっくり返しながら6分ほど焼く。
④さつまいもを入れて炒め合わせ、火が通ったら(A)を加えて汁気がなくなるまで炒め合わせる。
⑤お皿に盛り付け、黒ごまを振る。
レシピの腸活ポイント
さつまいもは皮付きで!
食物繊維が豊富なさつまいも。
皮ごと食べた方が食物繊維は多く、ポリフェノールなどの栄養素も摂ることができます。
蒸したさつまいも100gに含まれる食物繊維を比較すると、皮なしの場合は2.3gで皮ありの場合は3.8gと1.5倍に!
この食物繊維は、腸内細菌のエサになる・便のかさを増すなど、腸内環境を整える働きがあります。(*1)
さらに、さつまいもの皮の鮮やかな色はアントシアニンというポリフェノールの一種です。(*2)ポリフェノールは活性酸素が過剰に発生するのを抑える抗酸化作用があり、老化防止に役立ちます。そしてさつまいもの皮があるほうが彩りもよくなるのでおすすめ。
また、今回のレシピではお砂糖の代わりにてんさい糖を使いましたが、オリゴ糖をプラスするとさらに腸活に役立つレシピになります。(*3)
腸活中もたんぱく質を忘れずに意識して
腸活というと野菜、果物などの食物繊維が豊富な食品や発酵食品を意識している方が多いのではないでしょうか。
意外と忘れがちなたんぱく質は、筋肉や臓器を作る体にとって欠かせない栄養素。たんぱく質が不足すると免疫機能低下の原因にもなるので、肉や魚、大豆などの食品をプラスしてたんぱく質を補いましょう。
パパッとおかずも腸に優しく!
忙しいときはごはん作りがちょっと大変と感じてしまうときもありますよね。「さつまいもと鶏肉の甘辛炒め」は15分もあればできるパパッと作れるおかずです。気軽に秋の味覚を楽しんでください。