・2023年7月18日(火)開催
・タイトル:「子どもの夢を叶えるために、親や家族に求められる貢献とは」家族の幸せに貢献する企業 Nadia代表 葛城氏に聞く、”思いやり”の具現化方法
・登壇:葛城 嘉紀(Nadia株式会社 代表取締役社長CEO)
・モデレータ:鈴木啓太(AuB株式会社 代表取締役)

これまでgoodcho live now!では経営者の方のコンディション管理やメンタルヘルスについて、ゲストをお迎えしてお話してきました。そんな自分自身の健康を支えているのは、実は家族だったりします。

そこで、「家族の幸せに貢献する」をミッションに掲げるNadia株式会社の代表・葛城 嘉紀さんをゲストにお迎えしてウェビナーを開催しました。その様子を一部抜粋してお届けいたします。(当日の様子は参加者限定で全ての様子をアーカイブ配信しております。)

Nadiaが目指す”思いやり”とは?|Nadiaのサービスと組織のコミュニケーションについて

本日はよろしくお願いします!早速ではありますが、Nadiaの月間利用者数が2000万人を超えているということで、本当にすごいですね!

初めての方もいると思うので、Nadiaさんの事業の内容を簡単にご説明お願いします。

レシピサイト「Nadia」はプロの料理家/料理研究家など、審査に通った方のみがレシピを投稿できるサイトです。実は品質担保のため、レシピ投稿に審査を設けており、審査の通過率は8%とかなり狭き門となっています。

Nadiaを見て作ったご飯が美味しいと思っていただきたいという想いから、このような形で運用をしております。

なるほど!クオリティーが担保されていることが特徴で、
私がとりあえずテキトーに投稿しようと思ってもできない状態ということですね…(笑)

そうですね!(笑)

葛城さんは経営者の先輩でして、お食事にいかせていただく機会が多くて!しかも連れて行ってくださるお店は「どこも美味しく」「料金もお手頃」なんですよ!

ちなみに、Nadiaさんで掲載しているレシピも、一般的に揃えられるような材料が中心だったりするんですか?

そうですね!
基本的にはスーパーで買えるもので作ってくださいとレシピ投稿者の方にはお願いをしております。

今主流なのは、私たちが子どもの頃は「ささみ」「鶏胸肉」などは人気がなかった食材だったと思うのですが、そういった食材を美味しく食べれるハウツーなんかの発信が増えていますね!

なるほど!手に入れやすい食材のアレンジですね!それって、どういった形で広まるんですか?

調味料の発達や、Nadiaのようなメディア、インフルエンサーにより、多くの情報が多くの方々に届くようになったことが大きいと思います。

理解です。あとは、審査に通るようなNadiaのレシピ投稿者って、どういう方が多いんですか?

町内会とかで一番料理が上手な主婦の方が多いと思っていただけると良いと思います!主婦の延長が仕事になっているイメージですね!

面白い。この形になるまでに、どのような紆余曲折があったんですかね?

私たちがサービスを開始したのが12年前なのですが、その時、他のレシピサイトさんは「日常のレシピ」をコンセプトにしたものが多かったので、我々は「土日に作るようなちょっとした特別な料理」をコンセプトにしていました。

ただ、土日以外の日もお役に立ちたいという気持ちから、平日につくりやすいお料理を増やし、少しずつ主婦の方への価値貢献の範囲を広げていきました。

なるほど!ありがとうございます!

ちなみにもう一点気になる点がありまして、ミッションが「家族の幸せに貢献する」、ビジョンが「成長し、貢献し、No.1となる」、そして「Confidence」
「Professional」「Fun」「Open & Positive」
というバリューについて。

バリューは行動指針かと思いますが、社内だけの話しなのか?Nadiaのレシピ投稿者にも求めていくものなのか?この辺りはいかがでしょうか?

最初は社内向けでしたが、今は社外の方にも共感いただいております。

バリューを意識するようにしてから、社内で「Open & Positive」って言いまくったらめちゃくちゃ会社の雰囲気が良くなりましたね(笑)

日本人の特性かもしれないですが、あまりオープンに言えない人って多いですよね。なので私は、妻に対して「好きだよ」とか「かわいい」を言ったり、社員に対しては「すごいな」など、しっかりと言うようにしています。

これが浸透してから一段と会社が明るくなった気がします。

私もバリューを見た時に「Open & Positive」が一番印象に残っていたんですよね!
この「Positive」が入ることで、伝え方も気をつけるようになり、良い効果になりそうだと感じていました。

おっしゃる通りで、コミュニケーションエラー、一瞬生まれる価値観の違いで人ってすれ違いが発生してしまうので、会社、家族、友達でも少しでも解消できれば良いなと思っております。

テーマ①家族全体で取り組むべきベストコンディション創出術

まず、葛城さんのご自身のコンディションの整え方について教えてください。

僕、自分のコンディションを整えることに命を懸けているんです!(笑)

やっぱり、自分がごきげんじゃないと人に優しく出来ない、イライラが出てしまうのは良くないことだと感じています。

その意識の中で、重要視しているのは「睡眠時間」。最低でも6時間、基本は7時間確保するようにしていますね!

睡眠は生理現象なので、社員が「寝てないんです」と言っていると、生理現象だから「トイレ我慢しているのと一緒だよ」と、生理現象は我慢しない方が良いと言っています(笑)

もちろん、忙しい時は寝る時間を削らなきゃいけないタイミングとかもありますよね?

もちろんです。ただ、大事なのはリズムを作ること。

私の場合は夜10時半に寝る、5時に起きる(その中で前後調整して7時間確保するようにしています)ことを平日だけでなく、土日もしています。

素敵ですね!

先程おっしゃっていただいたとおりで、自分のコンディションが整っていないと、仕事のパフォーマンスはもちろんですが、人とのコミュニケーションでも優しくなれなかったり、その人の気持ちに寄り添ってあげられない場面も発生しますよね…

家族全体で取り組むこともポイントですが、ご家族のコンディションを整えるために取り組んでいることはありますか?

ルールとして、感情的にならないことネガティブワードは吐かないことを意識しています。

ネガティブワードいうと「暑い」「寒い」「疲れた」みたいなワードを言わないようにしているんです!

実はリクルート時代の評価でメンバーからネガティブなワードを吐いてることを止めるべきとフィードバックを受け、意識しているようにしています。

私も現役時代に意識してました。

フィジカルトレーニングの後にだいたいの人は「疲れたー」等のワードが多いのですが、私は「うわー気持ちー」「また成長しちゃった」みたいなワードを言うようにしていました(笑)

めちゃくちゃいいですね(笑)
家族でも、経営でも常にネガティブワードを言わないようにしている状態です。

早寝早起き、ネガティブワード言わない、の他にも、キックボクシングなどもやられているんですよね?

そうですね!
必ず1日1時間は必ずトレーニングするようにしています!

かなり激しいトレーニングをしているのですが、毒素が抜ける感じがしていいんですよ。

どのタイミングでやられているんですか?

朝7時から仕事を開始し、夕方ごろにトレーニング1時間、そこから会食という形が主なルーティンとなっています。土日は朝にしていますね。

運動は優先度下がりがちですが、トレーニングは食事や睡眠と同じように自分をごきげんにするための重要なものなので、どんな時でも必ずやるようにしています。

流石ですね!運動と併せて、食事にもこだわりはありますか?

基本的には好きなものを食べるようにしています。その中で、朝食をしっかり食べる、とかですかね。

ちなみにどんな朝食が好きなんですか?

ご飯、味噌汁、納豆、卵のような和食のメニューが好きです!

次のテーマに移ります!

「いただきます」や「ごちそうさま」の意味を通して子どもたちは成長していくことの意味とはということで、こちらについてお伺いしてもよろしいでしょうか?

食の仕事をしているかつ、子どもの教育に興味があったので、「食育」を通して子どもたちが色々なことを知ってくれると嬉しいと思っています。

例えば、人参食べる時に「畑で採れたんだよ」「農家の方が育ているんだよ」、魚であれば「海で捕れたんだよ」など、僕らが生きていることに食が欠かせないんだよ、ということをお伝えしています。

感謝の気持ちですよね!
「ご飯粒を残さない」「いただきます/ごちそうさまをちゃんと言う」など、こういったことを伝えることは重要だと思います。

私は子どもの成長で重要なのは「食」だと感じており、「人」を「良」くすると書いて「食」であり、身体は食べ物で出来ているためです。

本当に教育の題材にとても良いと感じています。

そうはいっても、毎日ご飯を考えて作るのって本当に大変じゃないですか…それを解決するのがNadiaさんですよね。

ありがとうございます!

本当にその通りだと思います。その中でもやっぱり「美味しさ」は重要だと思っており、どんな簡単なものでも良いので、家族で「いただきます」と言って、「美味しいものを食べる」ことからはじまり、そこからいずれは少し手の込んだものも楽しめると良いですよね。

ちなみにNadiaのレシピで簡単なものだったらどれくらいの時間で出来るものなんですかね?

上からかけるだけ、調味料を入れてレンジでチンするだけ、のように簡単に出来るものもたくさんありますよ。

必要な情報は生活者の知恵で、Nadiaはテクニックを見せつける場ではありません。各ご家庭で再現できる情報を提供できる方が、優秀な料理家だと思っています!

それでは最後のトークテーマです!

子どもの夢の実現のために家族ができる貢献の形とは?ということで、少し「食」から離れるかもしれませんが、まず葛城さんの子どもの頃の夢とかってなんでしたか?

コロコロと変わり、定まってなかったですね(笑)

小学生の時は弁護士、高校生の時はミュージシャンだったりしました。

今は経営者として夢があるかと思いますが、いつ頃から定まったんですか?

ソニーミュージックに入社して少し働いてから起業したいと思うようになりました。その後はどの分野で起業しようか考えていました。

20代中盤あたりで、大事なのは事業の領域ではなく「人に貢献すること」が「軸」としてあることを感じ、料理で人に貢献したいという想いになり、起業をするに至っています。

周りからのサポートであったり、気づきを与えてくれる人はいたんですか?

「仕事って汗水流して大変そう」とか、労働に対して「ネガティブ」なイメージを持たれている方もいると思います。ただ、実際に働いてみて「ありがとう」を言ってもらえたりと、仕事は誰かのためにすること、これを突き詰めたいと思ったのがきっかけですかね。

なるほど!
Nadiaとして、Nadiaユーザーさんに貢献できていることを改めて教えていただきたいです!

Nadiaは「人を思いやる気持ち」「人に貢献したい気持ち」を持っている会社です。
そんな自分達が更に成長して影響力を持って、世の中をより良く変えていければと思っています。

子どもたちや、大切な人に貢献するためには力が必要だということですね!

そうですね!
コンディション作りもそうですが、自分たちに力ないと貢献出来ないと思いますし、理想を語っても人はついてこないので、まずは自分達が成長することが重要だと思っています。

AuBとシナジーを感じます!基本はごきげんでいること、そうすることで世の中に還元ができると思っています。

こういった考えはNadiaさんのバリューに沿っていますよね。自信を持って大胆に「Confidence」はどういった背景で設定されたんですか?

英会話に通っていたのですが、発音✕、リスニング✕、グラマー✕だったんです。
ただ、「Confidence」は◯だったんです。先生に「英語は上手くないけど、本当に自信を持って話すよね!それが一番大事なんだよ!」と言っていただき、それ以降は積極的に使うようになりました。

鈴木さんも同じ認識だと思いますが、成功している経営者は根拠のない自信が凄いですよね(笑)
こういったマインドは重要なんだと思います。

たしかにそうだと思います。
自信満々に物事を言えるのは、その時正解じゃなくても、自分で正解に持っていく自信があるんでしょうね!

こういった話しを同年代の経営者の場でお話しすると、「葛城さん流石!!」って声で盛り上がりますよね(笑)

今日も葛城さんファンが増えたと思います(笑)

ありがとうございます(笑)

今日も貴重なお話をありがとうございました!

こちらこそありがとうございました!

編集後記

葛城さん、そしてNadia社が食を通して家庭に貢献する想いと、それを裏付ける会社のバリューであったり、葛城さん自身の考えがとても印象的な1時間でした。

特に「Open & Positive」は、私自身も非常に重要だと考えており、Nadia社の全体が食を通してどのように人に貢献をするか、いかに前向きな姿勢で事業を推進されているというのかをイメージすることができ、私も日頃の発言をしっかりと意識しなければと感じております。

葛城さんが実践している、ネガティブワードを言わないことは誰でも実践できる事だと思いますので、私も家族、友人、会社でのコミュニケーションで気をつけてみようと思います!皆さんもぜひ、実践してみてください!