これまでgoodchoでは、子どもの成長や腸活について触れてきました。

子どもの健康な腸内環境は、2〜6歳の間に確立され、この時期に健康的な腸内環境を育てることが重要です。

下のグラフは、加齢に伴う腸内フローラの推移を示したものです。

出典:1973 光岡ら

参考腸内環境は年齢とともに変化する?*食・生活習慣が鍵を握る

年齢が上がるにつれ、腸内細菌の多様性が上がり、3歳前後では、大人と近い腸内フローラに近づく傾向が見られますが、あくまでも個人によって差があるため、参考程度に見てください。

変化が大きい乳幼児期〜幼児期に、しっかり腸内環境を整える食生活を子どもと一緒に取り組みましょう。

特に子どもの腸活で重要になるのは、乳幼児期に多いビフィズス菌を保つこと

※乳幼児期にビフィズス菌が多くなる理由はこちらで解説しています▼

参考:赤ちゃんの腸内環境の特徴とフローラ形成を決める3つの要因

このビフィズス菌を子どもの頃に保つことを特に意識した腸活は以下がおすすめです。

●腸内にビフィズス菌が少ない場合は、ビフィズス菌を補う

●さまざまな食材を取り入れる

●外で遊ぶなど

参考免疫力は外遊びから?子どものうちから自然と菌に触れることの大切さ

これらの方法は、腸内細菌の多様性を増加させる手助けをしてくれます。

子どもの長い将来の健康のためにも、健康の土台となる腸内環境を少なくとも幼少期(2〜6歳)の間はケアしましょうね。